子どもに多い病気
ヘルパンギーナ
1.ヘルパンギーナってどんな病気?
ヘルパンギーナは「夏かぜ」とも呼ばれ、6月〜8月ごろに流行する感染症です。4歳までのお子さんの約70%が一度はかかると言われています。原因は「コクサッキーA群ウイルス」。感染者の唾液や便を通じてうつることがあります。
2. 主な症状は?
・突然の高熱(2〜3日続く)
・のどの奥に小さな水ぶくれができて痛みが出ます。
・よだれが増えたり、食べたり飲んだりするのを嫌がることがあります。
・小さなお子さんは、のどの痛みを言葉で伝えられず、指を口に入れるしぐさをすることもあります。
3. 治療はどうするの?
・ヘルパンギーナには特効薬はありません。体の免疫がウイルスと戦ってくれるのを待ちます。
・熱やのどの痛みをやわらげるお薬を使って、つらい症状を軽くすることができます。
・通常は4〜6日ほどで回復します。
・のどごしの良い食事やこまめな水分補給を心がけ、ゆっくり休ませてあげましょう。
・まれに、脳炎や髄膜炎など重い病気につながることがあります。お子さんがぐったりしていたり、いつもと様子が違うときは、すぐに受診してください。
4. おうちで気をつけること
・のどが痛いときは、熱い・しょっぱい・酸っぱい・硬い食べ物は避けましょう。
・ゼリー・プリン・うどん・スープなど、のどごしの良いものがおすすめです。
・熱があるときは、エアコンで快適な室温と湿度を保ち、安静に。
・結膜炎がある場合は、タオルの共用はNG。
・症状が治っても、便からウイルスが数週間出ることがあります。(トイレやおむつ交換の後はしっかり手洗い。使用済みのおむつは密封して捨てましょう)
5. こんなときはもう一度受診を!
・水分がとれず、半日以上おしっこが出ない
・高熱が3日以上続いている
・熱はないのに、呼吸が早くてぐったりしている
6. 登園・登校の目安は?
以下の状態になれば、登園・登校が可能です。
・熱が下がっている
・口の痛みがなくなり、食事ができるようになっている
7. 感染を広げないために
・くしゃみや咳はティッシュや袖で口をおおう。
・唾液や鼻水がついたおもちゃに触ったら手洗い。
・症状が治っても、ウイルスは口から1〜2週間、便から2〜4週間出ることがあります。・トイレやおむつ交換後は特に注意しましょう。