~症状別Q&A~

発熱

Q1. 熱さまし(解熱剤)の使い方は?

💡A.目安として38〜38.5度以上つらそうにしていれば、熱さまし(解熱剤)を使います。高熱でも元気がある時は、使わなくてもかまいません。ぐっすり眠れている時は起こしてまで使う必要はありません。「熱が高い=重症」ではないことを理解してください。一度使ったら、次に使うまで6〜8時間以上はあけましょう。なお、子どもの解熱薬にはアセトアミノフェン(アンヒバ、カロナールなど)やイブプロフェン(ブルフェンなど)を使います。それ以外の薬は使わないようにしましょう。

Q2.「寒い」と言って震えています。どうしたら良い?

💡A. 体が体温を上げようとしている状態です。布団をかけたり、服を着こませたりして、温めるようにしましょう。熱が上がりきったら震えはおさまりますので、そのあとは、熱が体から逃げやすいように、少し薄着にしてください。

Q3.解熱剤は一時しのぎなのですか?

💡A. 解熱薬は熱によるつらさを一時的に軽くするための薬であって、病気そのものを治す薬ではありません。「熱が下がった=病気が治った」というわけではありません。

Q4.坐薬と飲み薬、どちらが良く効きますか?

💡A. どちらも効き目は同じです。お子さんの状態にあわせて、飲み薬が飲めないようであれば坐薬を、坐薬を嫌がるようであれば飲み薬を使うと良いでしょう。ただし、飲み薬と坐薬を同時に使ってはいけません。

Q5.おでこを冷やしてもいいですか?

💡A. 冷たいタオルや冷却ジェルシートをおでこに貼っても構いませんが、それで熱が下がることはありません。嫌がるようであれば、無理に冷やさなくても良いです。

Q6.効果的に熱を下げるには、どこを冷やしたらいいですか?

💡A. 首、脇の下、足の付け根など、体の中で血管が表面近くを通っている部分です。これらの部分を冷やすことで、全身の血液が冷え、体温が下がりやすくなります。

吐いた(嘔吐について

小さなお子さんが突然吐いてしまうと、親としてはとても不安になりますよね。そんな時に慌てず対応できるようまとめてみました。

Q1. 子供が急に吐きました。まず何をすればよいですか?

💡A.まずは落ち着いて、お子さんの様子を確認しましょう。呼吸・顔色・意識の有無などが大切な観察ポイントです。嘔吐物が喉に詰まらないよう、顔を横向きにして寝かせてください。

Q2. 吐いたあとにすぐ水分を取らせてもいいですか?

💡A. 嘔吐直後は胃が刺激に敏感なため、すぐに飲み物を与えるのは避けましょう。30分〜60分ほど安静にしてから、少量ずつ(スプーン1杯、ペットボトルキャップ1杯など)水や経口補水液を与えて様子を見ましょう。

Q3. どんな症状があれば病院に連れて行くべきですか?

💡A.次のような場合は、早めに医療機関を受診してください:

 ・嘔吐が繰り返し長時間続いている

 ・水分が摂れず、ぐったりしている

 ・血液が混じった嘔吐物がある

 ・高熱がある、激しい腹痛を訴える

Q4. 吐いたあとの食事はどうすればいい?

💡A.嘔吐が止まり、元気が戻ってきたら、まずは消化の良い食事から再開します。おかゆ・うどん・すりつぶしたバナナなどがおすすめです。無理に食べさせず、少しずつ様子を見ながら進めていきましょう。

Q5. 吐いた後の部屋の衛生管理は必要ですか?

💡A.はい、感染症による嘔吐の場合、ウイルスが周囲に広がることがあります。嘔吐物の処理は手袋やマスクを使って行い、周辺の床や布団は消毒しましょう。処理後は手洗いをしっかり行ってください。

けいれん

Q1.子どもがけいれんを起こした時の応急処置は?

💡A.以下に具体的なステップをまとめました。

1.落ち着いて対応する

  まずは深呼吸。慌てず冷静に行動することが大切です。痙攣は通常数分(5分以内)で自然におさまります。

2.安全な場所に移動させる

  周囲に危険な物(家具、熱源、鋭利な物)があれば遠ざける。入浴中ならすぐに浴槽から出す。

3.平らな場所に寝かせる

  衣服の襟元やベルトをゆるめて、呼吸しやすくする。頭を横向きにして、吐物が気道に詰まらないようにする。

4.口の中には何も入れない

  舌をかむのではと心配になりますが、口に物を入れると窒息の危険があります。指やタオル、箸などは絶対に入れないように。

5.発作の様子を観察・記録する

  けいれんの持続時間体のどこが動いているか、顔色目の向き呼吸の様子などを確認。スマホで動画を撮っておくと、医師の診断に役立ちます。

6.発作後は静かに見守る

  痙攣が終わったら、しばらく眠ることがあります。無理に起こさず、呼吸や顔色を確認しながらそばにいる。

Q2.救急車を呼ぶべき状況は?

💡A.次の様な場合に救急車を呼びましょう。

 ・けいれんが5分以上続く

 ・意識が戻らない顔色が悪い呼吸が不規則

 ・けいれんが繰り返される、または初めての痙攣で不安が強い