子どもに多い病気

感染症胃腸炎(細菌性・ウイルス性)

1.感染性胃腸炎とは?

細菌やウイルスなどが胃腸に感染して引き起こされる病気です。具体的には、細菌性ウイルス性の2つのタイプがあります。

・細菌性胃腸炎は、病原性大腸菌サルモネラ菌などの細菌が原因で起こり、夏場に多く見られます。

・ウイルス性胃腸炎は、ノロウイルスロタウイルスなどのウイルスが原因で、冬から春先にかけて発症することが多いと言われています。

2.症状は?

下痢、腹痛、嘔吐、発熱などが一般的です。特に下痢はほとんどの患者でみられます。

細菌性胃腸炎では血便や重度の下痢が起こることもあります。

また、ロタウイルス感染による胃腸炎では、乳幼児に白っぽい米のとぎ汁のような白色便が出ることもあります。

3.治療はどうする?

症状に応じて対症療法を行います。嘔吐や下痢が続く場合は、こまめな水分補給が大切です。

嘔吐が強い場合や脱水症状がある場合は、点滴や入院治療が必要になることもあります。

4.ご家庭で気をつけること

・嘔吐が続いている場合は、まずは何も飲ませないようにしましょう。吐き気が少し落ち着いたようだったら、少しずつ水分を与えましょう。経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクも効果的です。

・食欲があれば、おかゆやうどん、豆腐、スープなどの消化に良い食事を与えましょう。

・手洗いとうがいをしっかり行い、家庭内での感染予防に注意しましょう。元気があればお風呂に入ってもかまいません。

5.こんな時は受診を

・嘔吐や下痢が止まらない場合

・元気がなく顔色が悪い場合

・高熱が続く場合

・唇が渇いておしっこが少ない場合

6.感染性胃腸炎予防のポイント

・外出後、料理前、食事前、トイレ後、おむつ交換後には手洗いをしっかり行いましょう。

肉や卵は加熱してから食べるようにしましょう。生肉を調理した包丁やまな板は、他の食材を調理する前に熱湯で洗ったり、洗剤で洗ったりしましょう。