子どもに多い病気
溶連菌感染症
1.溶連菌感染症ってどんな病気?
溶連菌感染症は、「溶血性連鎖球菌」という細菌が原因で起こる病気です。主な症状は、38〜39度くらいの発熱とのどの痛み。他にもこんな症状が見られることがあります。
・体や手足に小さくて赤い発疹
・舌にイチゴのようなツブツブ(「イチゴ舌」と呼ばれます)
・頭痛や腹痛
・首のリンパ節が腫れる
かぜと違って、咳や鼻水が出ないのが特徴です。くしゃみや咳などで周りの人にうつることがあるので、兄弟姉妹など家族への感染にも注意が必要です。
2.どうやって治すの?
検査で溶連菌感染症と診断されたら、抗菌薬を10日間しっかり飲むことが大切です。
・症状は2〜3日で楽になりますが、途中で薬をやめると再発することがあります。
・抗菌薬は最後まできちんと飲みきるようにしましょう。
・まれに「リウマチ熱」や「腎炎」などの合併症が起こることもあるため、治療はしっかり続けることが大切です。
3.おうちで気をつけることは?
・のどに刺激のある食べ物(熱い・酸っぱい・辛いもの、炭酸飲料)は避けましょう。
・のどごしがよくて消化のいい食べ物がおすすめです。
・食欲がないときは、糖分や塩分を含んだ水分を少しずつこまめにとるようにしましょう。
・熱が下がれば、お風呂に入っても大丈夫です。
・家族にもうつることがあるので、同じような症状があれば早めに受診しましょう。
4.登園・登校の目安
抗菌薬を飲み始めてから24時間以上たち、熱や発疹が治まっていれば、他のお子さんにうつる心配はありません。
5.尿検査のご案内
まれに腎炎を起こすことがあるため、2〜3週間後に尿検査をおすすめしています。診断時に容器をお渡ししますので、朝一番の尿をとって持ってきてください。お子さんが元気であれば、保護者の方だけの来院でも大丈夫です。
6.こんなときはもう一度受診してください
・熱が2日以上続いている
・のどの痛みが強くて水分がとれない
・1〜2週間後に元気がなく、顔がむくんでいる
・おしっこが赤色やコーラ色になっている(血尿)